革の手縫いキット「makeU Glasses Case」を作ってみました。

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初めに

革の手縫いキットのシリーズを購入し、ブックカバーやキーケースを作ったことがあります。
革製品を製作する過程はとても楽しく、夢中で取りかかっていました。
そして、完成した革製品はシンプルなデザインと手触りで気に入りました。
また、私の手作り品なので、愛着も湧きました。
今回、眼鏡ケースの手縫いキットを購入しましたので、作ってみました。

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革の手縫いキット「makeU Glasses Case」を作ってみました。

今回、購入したのは革の手縫いキット「makeU Glasses Case」です。

革製のシンプルなデザインの眼鏡ケースです。
鼻当てが付いているので、ケースの内部で眼鏡が固定されるようです。

裏面を確認すると、制作に必要なものが入っていると記載されています。
こちらで用意するものは、ハサミ、マイナスドライバー、ライターです。

制作レベルはレベル2で、2時間で制作できるとのことです。

早速開封すると、製作用の革、説明書、針と糸、金具が入っていました。

説明書は写真付きなのでわかりやすく、初心者の私でも作れそうです。

説明書通りに制作できていない箇所があります。制作時には説明書のご確認をお願いいたします。

革を縫うための事前準備です。

鼻あて用の細長い革を取り出し、Ωの様に山折りし、折り癖を付けます。

次に針と糸を取り出します。

糸を約30cmの長さに切り、針に通します。


針の穴が少し大きく、糸は蝋でコーティングされているので、簡単に糸を通すことができました。

通した糸のヨリに針を刺します。


針穴に通っている長い糸をゆっくり引いた後、短い糸も少し引きます。

同じように、反対側の糸の端も針に付けます。

これで事前準備は完了です。

次に革を縫う作業です。

大きい革の真ん中の下にある四角の縫い穴の裏側に、この鼻あて用の革を縫い合わせます。

大きい革の表面の縫い穴から針を通し、糸の長さが表面・裏面で同じようになるように揃えます。


そして次の縫い穴に表面・裏面から針を通します。
針を通し終わったら、両側から糸を引っ張り、縫い目の糸がたるまないようにします。

今回、大きな革の裏面にある縫い穴がわかりにくいため、大きな革の表面から縫うようにしました。

最後まで縫い終わると、糸を2~3cmぐらい残すようにハサミで切ります。
革に火が当たらないように、残した糸をライターであぶります。
溶けた糸が冷めないうちに、ライターの裏で押し当てくっつけます。

片側が完成しました。


この要領で反対側も縫います。

左右ともに縫い終わりました。

そして、ギボシを取り付けます。

革を留めるギボシはネジ式なので、マイナスドライバーで締めます。

次に約50cmの糸を用意し、糸と針の準備をします。

本体を折り曲げ、両側の縫い穴の端から針を通します。


そして、縫い始めます。

しかし、途中で縫い穴の数が合わないことに気が付きました。
まだ縫っていない反対側の縫い穴を数えると、ギボシが付いている側の縫い穴が一つ少ないことに気が付きました。
途中で針を戻す方法がわからなかったため、縫い穴の数が合わないまま無理矢理縫いました。

そして、左側が完成しました。

右側に取りかかります。
ギボシが付いている側が縫い穴が一つ少ないため、ギボシがない側の端に針を通します。


ギボシ側の端の縫い穴とギボシがない側の端から2番目の縫い穴を合わせるように両側から針を通します。


そして、先ほどの要領で縫い始めます。

最後まで縫った後、返し縫いをしてとめます。

無事完成しました。

しかし、眼鏡ケースに眼鏡を入れましたが、蓋が閉まりませんでした。

キットに付属されていた糸に余裕がありましたので、縫い穴を間違えた箇所を縫い直すことにしました。
そして、説明書を読み直しました。

ギボシ側の端の縫い穴とギボシがない側の端から2番目の縫い穴を合わせるように針を通します。


ギボシがない側の端の縫い穴に両側から針を通し、返し縫いをします。


そして、最後まで縫い進めます。

最後まで縫い終わると返し縫いをしてとめます。

完成しました。

眼鏡を入れたところ、蓋がしまりました。

眼鏡ケースはおしゃれなデザインで気に入りました。
そして、再度縫い直しなどもありましたが、手作りの愛着のある眼鏡ケースになりました。

SEIWA makeU メガネケース
created by Rinker

最後に

革の手縫いキットで眼鏡ケースを作りました。
途中で縫い方を間違えてしまいましたが、無事に完成することができました。
革のシンプルなデザインや手触りの良さ、そして手作りによる愛着などとても気に入りました。
眼鏡ケースを革で手作りするのも一つの選択肢になると思いました。

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